自由作業
保育室には、色がみ・画用紙・ブロック・ままごと遊具・パズルなど遊ぶのに都合よいものが、とりやすく並んでいて自由に使えます。
朝、身支度を済ますと子どもたちは、それぞれ好きな遊びを選んで活動を開始します。場所は室内の、先生の目の届く範囲内で自由に遊んでよいわけです。入園当初は、家で遊んだ遊びに集まりがちですが、次第に新しい教材・教具に手をのばすようになり、道具類も必要になってきます。これが年長児ともなると、年少時に出会った教材・教具を利用して、目的をもった活動をするようになります。工夫を凝らし、何日もかかって作り上げるということもできるようになってきます。
自分で課題を選択し、決断して実行する過程の中から、子どもは創造性、人間性、社会性や集中力を養い、壁にぶつかっても、やる気や簡単には諦めない精神力、助言してくれた友のありがたさなど、多くの出会いがあり、強い心が育まれます。